【1日目後半】ジープで辺戸岬へ。3泊4日 春の沖縄本島北部&リッツカールトンの旅
ゆいゆい国頭を超えたあたりから、景色ぐぐっと変わってきます。
いよいよ、やんばるの世界に!
名護辺りまでの緩やかな山の曲線だったり、さらさら砂の海岸線
だったりのリゾート感から一変して、山はゴツゴツ。砂は石が
ゴロゴロといった感じとなりました。
この日は、曇天だったこともありBGMにおススメの一曲を
挙げるならこんな感じ↓
いえいえ、沖縄のまた違った表情にワクワク感が増してきます。
そして、ついに到着しました。辺戸岬。沖縄本島、最北端です。
たしかに空港からちょっと遠い。
でも、この景色、来てよかった。
そこそこ、風が強し。
肉厚な植物がわ~~~っと茂っています(テリハクサトベラというそうです)。
ちょっとハワイっぽい。やはり南国です。
ばりっばりの「カルスト地形」。清々しい程のゴツゴツです。
自然そのままの景色を維持している沖縄の愛を感じます。
カルスト地形ってのは、2億年前に遠い南の島から石灰岩(サンゴ礁)
がプレートに乗ってやってきたらしいです。
プレートに乗ってやってくるというスケールがもう私には
よくわからないのですが。。(そもそも地理が苦手)
でも、なんかね、この「ゴツゴツの岩と海」をぼ~っと見てると、
作りかけの陸や島を見てるような感じがしてきて、すごく良いんです。
辺戸岬を堪能した後は、今日の宿「空の間 INDIGO」さんへ向かいます。
INDIGOさんで2泊しました。
我々が泊っている間は、たまたま他にお客さんはいらっしゃらず、
子ども達ははしゃぎ放題。ツリーハウスがあったり、フリースペースの
お家があったり、ヒーリングミュージックがかかっていたり、
とっても幻想的な世界。
この空間すべてオーナーさんの手作りだそうです。すごい!!
オーナーご夫妻はとっても気さくで、優しいんです。
長男はすぐに打ち解けてしまい、ご夫妻が晩御飯の支度をしている間も、
ずっとカウンターに張り付いて、身の上話をし続けてました。
”行きつけの飲み屋の常連かー!”と突っ込みたくなる景色。
きっと、オーナーさんご夫婦の人柄が、彼をリラックスさせてくれた
んだと思わずにはいられない!ありがとうございます~!
ちなみに、この日を境に長男の宿泊先ランキング第一位は「空の間INDIGO」
さんになり、不動の地位をキープしております。
(それまでは、ビュッフェがあるホテル!でした。)
実は、私もこんな素敵な宿があるなんて!と、かなり感銘を受けました。
人も自然も一緒に暮らしている宿です。
トイレやお風呂にも、ヤモリやら、大きなクモやらゲジゲジしたのも
いらっしゃいます。
最終日にはトイレに行く途中にヘビも現れて、私が焦ってギャーギャー
騒いでましたら、
「あ~、もう春だから、そろそろ出てくるね~」とオーナーさんがおっとり
教えてくれました。
なぜだか、あ、そっか。虫もヘビも人もみんなで暮らしてたね。
って自然と受け入れられて、優しい気持ちになる不思議なお宿です。
(敷地内には、ニワトリもいらっしゃいます)
夜には、ヤドカリ探索。大きい!
ヤドカリのガサガサ動く音を暗闇で聞いたことあります?
何かが、あちらこちらでガサゴソ。しかも少ない数ではありません。
恐怖でホラーですよ~。
2日目につづく